2009年02月17日 (火)
1 名前: すずめちゃん(西日本)[sage] 投稿日:2009/02/17(火) 15:41:27.08 ID:aKY8kph7 ?PLT(12160) ポイント特典
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ニュースを斬る 「年収5000万円じゃやってられない」~ウォール街の懲りない面々 「俺たちが高給だから、街が潤うのに」(2009/02/17)
「そんな端金(はしたがね)で働けるわけがないだろう」
年間報酬50万ドル(約5000万円)――。バラク・オバマ大統領が金融機関の巨額報酬を批判し、幹部にこうした上限を設ける
意向を発表した。
その翌日の2月5日夜、ウォール街の男たちは憤懣やるかたない様子だった。午後7時過ぎ、金融街のバーは高級スーツを
身にまとった白人男性で埋め尽くされていた。男はたばこを吸うために、店のドアを開けた。零下10度の冷気が高層ビルの間を
吹き抜ける。
「要するにさ、そんな金額では、ここで働く意味がないってことだよ」
そう吐き捨てると、吸い殻を靴底でもみ消し、店内の喧噪の中に消えていった。
「安すぎる」「バカげた給与だ」
ウォール街の男たちは口々にそう叫んだ。オレンジ色のセーターを着た恰幅のいい金融マンは、皮肉な笑みを浮かべた。
「いいかい。俺たちは零細企業のヒラ社員じゃないんだ」
常人には理解しがたいが、彼らにとって年収50万ドルは「しがないサラリーマン」の給与水準らしい。
ようやく動き出した金融機関の巨額報酬規制。だが、これが適用されるのは幹部クラス以上に限られる。株式で支給される
ボーナスは、公的資金を返済するまで換金できないが、基本的にはこれまで通りに支払うことができる。また、一般社員への
報酬は規制がかからない。
「何を言い出すの! 私の年収って4割はボーナスなのよ。人の年収を、いきなり4割もカットするなんて、フェアじゃないわ」
ウォール街を闊歩していた大手金融機関の女性アナリストは、そう語気を強めた。
「金融マンが巨額のチップを払うから、世間が潤っていることを、忘れてもらっちゃ困る」
そんな理屈すらウォール街では、「常識」として語られる。果たして、彼らの常識はこれからも通じるのだろうか。
烏賊ソース
http://bizplus.nikkei.co.jp/colm/nbonline.cfm?i=2009021700573cs&p=1
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